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ダグラス F3D : ウィキペディア日本語版
F3D (航空機)[えふ3でぃー]

F3Dは、アメリカ合衆国ダグラス社がアメリカ海軍向けに開発した艦上ジェット戦闘機。愛称はスカイナイト()。アメリカ海軍と海兵隊で運用された。
== 概要 ==
第二次世界大戦終結後、アメリカ海軍は艦上全天候ジェット戦闘機の検討を開始した。1946年4月に、これをXF3D-1としてダグラス社に開発を求めた。ダグラス社はエド・ハイネマンを中心に開発にあたる事となった。試作機は1948年3月28日に初飛行している。
中翼配置の直線翼の主翼を持ち、エンジンは主翼付け根の下方に配置するという形状をしている。主翼は中央部で上方に折り畳む事ができる。全天候戦闘機であるためにレーダーおよびレーダー操作員が必要であり、乗員は2名、座席はサイドバイサイド配置である。なお、射出座席ではなく、非常時にはコックピット下方に設けられた脱出トンネルを利用して脱出するようになっていた。武装は20mm機銃4門を胴体に装備する。
量産型F3D-1は、J34-GE-24エンジンを搭載し、ウェスティングハウスAN/APQ-35レーダーを装備して、1950年から部隊配備が開始された。朝鮮戦争に投入され、1952年11月2日に夜間戦闘においてMiG-15を撃墜している。長期の運用が行われ、戦闘機としては1960年代まで使用された。電子戦機型であるEF-10Bは、1969年までベトナム戦争に投入され、1970年に退役している。また、軍から引退した後も、80年代まで少数がレイセオンでテスト機として運用されていた。
なお、1962年アメリカ軍の名称整理によりF-10に改称されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「F3D (航空機)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Douglas F3D Skyknight 」があります。



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